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新型コロナウイルス感染症における注意事項とその対策

新型コロナウイルス感染症における注意事項とその対策

 

日本血管内治療学会 名誉理事長   岡 田 昌 義

 

「新型コロナウイルス感染症は、2020年1月28日に指定感染症となりました。1999年に指定された感染症の一つになるのです。

今までにこのような感染は、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)、2006年のH5N1型鳥インフルエンザ、2013年のH7N9型鳥インフルエンザ、2014年の中東呼吸器症候群(MERS)などがありますが、これらは何とかくりぬけて今回の新型コロナウイルスが5回目となります。

このウイルスは、SARS, MERSと同じβコロナウイルスに分類されて動物由来のウイルスと判明したのですが、宿主動物は現在不明であります。

このウイルスは、COVID-19と呼ばれていますが、このウイルスの周りにある突起が王冠のように見えるので、ギリシャ語でコロナと名づけられたのです。

それでは本症に罹ればどのような症状がでてくるのでしょうか。多くの症例では、発熱、咳、痰、鼻汁、鼻閉、頭痛、倦怠感などがみられるのです。

初期症状は、インフルエンザや感冒に似ており,この時期ではCOVID-19との鑑別は極めて困難であります。また、本症の重症化する因子としては、高齢者、何らかの基礎疾患(心臓病、糖尿病、悪性腫瘍、慢性呼吸器疾患など)があれば、ない人よりも重症化になりやすいのです。また、年齢的にも50歳代以降では、重症化になりやすいのです。

さて、最近の患者数を見ましても、大都会ではまだ底数が減少しておらず、警報が再度言われているのです。いわゆる、第2波の到来というべきものと思われるのです。

最近では、若者の動きが緩和されたことにより動きがかなり拡大して、夜の会食、宴会などによりその感染者数は増加しております。ここで3蜜(蜜閉、蜜集、蜜接)を避けようということが言われました。これはWHOからも発せられたのであります。

すなわち、①寒気の悪い蜜閉空間、②人が多数集まる蜜集場所、③まじかで会話や発生をする蜜接場所を避けるべきであるという勧告が出されたのです。それ以来、人は誰しもこれらに従って行動を共にしているのであります。①closed spaces,② crowded places,③Closed contact settings などが、英語で表現されているのです。

このような人が集まるところでは、必ずマスクをして、手洗いをして、アルコールで消毒も行い、人と人との間隔は、フィジカルデイスタンス(6フィート,約1.8m)離れて話をするのが望ましく、換気も重要とされております。また、横の人との間には透明なアクリル板で区切りを置くようになっているのであります。

最終的には、用事がない限り外出を避けて家にじっといる方がベターというわけです。しかし、新型コロナウイルス禍による肥満にはならないように注意が必要なのであります。