最新情報-笑顔の広場-

ドクター岡田の健康談話室第1回 健康寿命を延伸するために・・・ 

健康寿命を延伸するために、どのような生活をしておけばよいのか

 

今やわが国は、世界に誇る長寿国となりましたが、その平均寿命は男性では80.98歳、女性のそれは87.14歳であります。これは本当におめでたいのでありますが、その反面多くの疾患が存在しているのであります。

現在、健康寿命と平均寿命の間に大な開きがあり、健康寿命を何とかして延伸させようとしているのが、目下の標的となっているのであります。

現在の健康寿命は、男性は72.10歳、女性のそれは74.79歳であり、平均寿命とは,男性では8歳、女性では13歳もの開きがあります。目下、この開きを是正することが今後に課せられた大きな問題であると思います。

この健康寿命というのは、自分のことは自分一人で何でもできることであり、他人の助けを必要としないことであります。これと平均寿命とは、大きく開きのあることが、今もって十分に頷けるものであります。

さて、年齢とともに次第に衰えていく筋肉は、20歳~30歳でピークに発達しますが、さらに40歳代、70歳代になりますと、筋肉量は30%~40%も減少することが証明されているのです。

ところが、年齢とは関係なく筋肉量を保持しながら、増加させることができるのです。それには、タンパク質と運動量の組み合わせによってできるものであることがわかっております。

また、老化は足から始まるということが言われておりますが、これはまさしく該当しており、足の運動をすることから始めるのが良いということになります。

これには栄養素として、タンパク質が不可欠であります。体重1kgあたりに必要なタンパク質は、1.2~1.4gであります。しかし、腎臓の悪い方は、制限する必要があります。

足を鍛えるには、お尻を引き締めることが必要ですが、スクワットを第1に考えて行ってください。すなわち、椅子に座って背筋を伸ばした形でゆっくりと足を開いたままで立ち上がり、1秒間停止した後にゆっくりと再び椅子に戻るハーフスクワットを1日に20回ぐらいから始めるのが良いと思います。

食料として、肉や魚を平均して取る場合には、100g食べると約20gもタンパク質が摂取されるのです。さらに、これに加えて副菜に豆腐などの大豆製品を加えれば、1食25g以上のタンパク質が摂取されるのです。

このように加齢とともに起こってくる筋力の低下は、著しく表れてくるのでそれに見合うべく筋力の回復を目標に適当な運動や、バランスの取れた栄養分が不可欠になるのであります。

何はともあれ、筋力の低下には肉、魚などのタンパク質の摂取をはじめ、適度の運動を励行すべきであると思う次第であります。