8月10日は「健康ハートの日」!
日本心臓財団を中心に様々なイベントが全国各地で開催されます。
同財団では毎月「日本心臓財団 WEB NEWS」を配信しており、その広報として、心臓ペースメーカー友の会HPへの掲載許可を得ましたので、下記の通り転記し、ご案内いたします。
トピック
8月10日は健康ハートの日
8月10日が810(ハート)と読めることから、1985年にこの日を「健康ハートの日」とすることを日本心臓財団が提唱しました。
心臓は、一日に約10万回、寝ている間も休むことなく働き、全身に酸素と栄養を送り続けている大切な臓器です。みなさんも暑い夏の一日に、この働きものの心臓を思いやり、健康について考える「こころとからだの休日」を過ごしませんか。
現在は、日本心臓財団、日本循環器協会、日本循環器学会、日本AED財団の4団体が協働でこの健康ハートの日にちなんだ啓発活動を推進しています。今年は「健康ハート2024」は、プロサッカーJリーグとのコラボや、小学生向けオンライン心臓教室「すごいぜ心臓」など、さまざまな企画イベントを実施しています。
8月10日は、東京都庁や群馬県庁、宮崎県庁などの自治体や、米子城、熊本城、高松シンボルタワーなど全国各地で健康ハート・ライトアップ(赤色)が実施されます。
また、9月29日(日)には仙台にて市民向けの健康ハート・シンポジウムが実施されます。ゲストは澤穂希さんです。
くわしくは、健康ハート特別サイト(https://www.kenko810.com/)や下記イベント情報をご覧ください。
どうぞこの機会に、心臓の健康と、心臓病の予防・治療について、いろいろ知っていただけますと幸いです。
ACジャパン支援広告キャンペーン開始のお知らせ
日本心臓財団では、今年も7月よりACジャパン支援広告キャンペーンによる「心房細動の早期発見:なかやま、検脈!」をTV・ラジオCM、新聞広告等で展開します。
皆さんに、脳卒中や心不全の原因となる心房細動という不整脈を知っていただき、家庭での検脈と継続的な検診による早期発見を心がけていただけますと幸いです。
広告の映像は、こちらからご覧いただけます。(ACジャパン ホームページ)
https://www.ad-c.or.jp/campaign/support/support_04.html
イベント情報
第16回 全国でPUSH!
街のいろいろなところにあるAED。夏休み、うんこ先生と一緒に親子でAEDや心肺蘇生のこと学んでみよう!
日 時:2024年8月10日(土)14:00~ ハイブリッド開催
場 所:あべのハルカス23F大阪大谷大学ハルカスキャンパス
費 用:無料
事前申し込み制(詳細、お申し込みは下記から)
https://www.kenko810.com/event2024/entry/push/
第5回 健康ハート・シンポジウム
「ほめてあげよう 自分のハート スポーツがもたらす健康ハート」
日 時:2024年9月29日(日)15:00~17:00
会 場:仙台国際センター会議棟2階 大会議室 萩
費 用:無料
事前申し込み制(詳細、お申し込みは下記から)
https://www.kenko810.com/event2024/entry/symposium/
【第1部 講演】
講演1 「心不全を予防しよう」
講演2 「怖い不整脈、怖くない不整脈」
講演3 「心筋梗塞にならないために」
【第2部 対談】
ゲスト:澤穂希さん(元サッカー女子日本代表)
「澤さんと一緒に”心活”で健康ゴール!」
【第3部 パネルディスカッション】
パネリスト:澤穂希さん、地元スポーツ指導者さん 他
第60回 日本循環器病予防学会学術集会市民公開講座(オンライン)
https://www.ksi21.com/jscdp60/index12.html
★どなたでもご視聴できます
★配信期間2024年5月7日~2025年1月6日
“しなやか”な血管と生きる
講演:冨山博史 先生(東京医科大学 客員教授)
雑誌「心臓」特集のお知らせ
☆「心臓」が2020年1月号より、大幅にリニューアルされています。今までの特集や投稿論文のほか、循環器内科医・心臓外科医の海外留学の現状を綴った連載や、循環器医が知っておく最新のエビデンスなど、魅力的なコンテンツが掲載されています。
☆「心臓」掲載投稿論文は、日本循環器学会認定循環器専門医の研修単位を3単位取得できます。皆様の投稿をお待ちしております。
現在販売中の「心臓」7月号の特集は、「Act Against Stroke! 今年こそブレインハートチームを作ろう」(企画:梅本朋幸 東京医科歯科大学)です。脳卒中の予防・再発予防の観点からは、複数の診療科で症例検討を行う、ブレインハートチームの存在が欠かせません。本号では、脳卒中、循環器内科それぞれの立場からブレインハートチームの作り方を、また、血栓回収療法、脳アミロイド血管症、胸腔鏡下メイズ手術について、それぞれの専門家より解説しています。
次号8月号(8月15日発売)の特集は「日本心臓財団シンポジウム:クリニックの症例から学ぶ日欧米の循環器ガイドライン2023」です。
https://www.jhf.or.jp/pro/shinzo/new_con.html
「心臓」ホームページ
https://www.jhf.or.jp/shinzo/
J-Stage「心臓」バックナンバー
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/shinzo/-char/ja/
☆「心臓」は、日本循環器学会との共同発行です。ご支援いただくための教室賛助会員・病院賛助会員を募集しています。詳細は本誌をご覧ください。
「心臓」の購読・広告に関するお問い合わせ
https://www.jhf.or.jp/shinzo/pur-ad.html
ドクターのつぶやき
リサーチマインドを持った医師の育成
平成16年に卒後臨床研修制度が開始にはじまり、日本専門医機構による新専門医制度の導入、今年4月からの医師の働き方改革の開始など医師を取り巻く環境が大きく変化している。
その中で若手医師が基礎研究に触れる機会が少なくなった。日本の研究力の低下が叫ばれる中、大学院への進学や海外留学を経験する人が減少している。止まらない円安の影響も大きい。留学の家賃や生活費の負担が大きく、留学を諦めたり、帰国を余儀なくされる人もいる。新型コロナの感染拡大の影響に加えて、旅費や参加費の負担も大きく海外学会に参加する機会も減っている。若い医師が、グローバルな視点で日本を見る機会は重要だ。
近年、医療の進歩は目覚ましく、論文やSNSをはじめとして膨大なデータが溢れている。生成AIが急速に進歩し、普及している。AIが膨大な論文やガイドラインを分析し、診断や治療法の選択もAIが示してくれるようになる。
しかし、データが不十分な領域では間違った結論を導くことがあるためその利用には注意が必要だ。患者の社会背景や環境要因を考慮し、柔軟に判断することは医師が担う必要がある。また、現在も病気の原因や治療法が見つかっていないことも多くある。
このような環境の中、医師の問題解決能力は重要でリサーチマインドを持った医師の育成は重要だ。AIに頼りすぎると課題を見つけ、解決能力が低下するのではと危惧する。大学などの教育機関や学会をはじめ社会全体でリサーチマインドを持った医師の育成への支援が必要だ。(K.H)
循環器病予防eラーニング講座ご案内
このeラーニング講座では、(一社)日本循環器病予防学会主催の日本循環器病予防セミナー※1、保健指導レベルアップセミナー※2で行われた講義内容を中心に、循環器病予防の疫学研究や臨床研究、また保健指導に関する講義が配信されています。
高い評価を受けている本eラーニング講座ですが、さらに学習しやすい講座をめざして講義が見直され、学習効果の高い厳選された42講義で2024年3月29日にリニューアルスタートしました。
第一線で活躍される先生方の講義を通して、予防ガイドラインの根拠となるエビデンスがどのような研究計画を経て得られるのか、どのように理解すればよいのかが理解できる、また、循環器病予防の知識を保健指導に活かすことができる内容構成となっています。
登録、視聴は無料ですのでぜひご活用ください。
<eラーニング講座のご案内> https://www.doumyaku-c.jp/elearning/JACD/no32-seminar.html
(配信:一般社団法人スマートウエルネスコミュニティ協議会)
※1 日本循環器病予防セミナー
主催:一般社団法人日本循環器病予防学会
共催:公益財団法人日本心臓財団
https://www.jacd.info/yobou-seminar/index.html
※2 保健指導レベルアップセミナー
主催:一般社団法人日本循環器病予防学会
https://www.jacd.info/hokenshidou-seminar/index.html
ご寄附のお願い
日本心臓財団は皆様の寄附により支えられております。
https://www.jhf.or.jp/kifu/
○どなたでも100円からクレジットカードで寄附ができます
https://ent.mb.softbank.jp/apl/charity/sp/creditSelect.jsp?corp=298
○ソフトバンクのスマホをご利用の方は携帯料金と一緒にご寄附ができます
https://ent.mb.softbank.jp/apl/charity/sp/select.jsp?corp=298
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日本心臓財団HEART WEB NEWS
発行:日本心臓財団
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