最新号とバックナンバーの紹介

最新号

かていてる　Vol.55 No.4（2024年10月発行）

心不全パンデミックを考える－群馬県の循環器診療は？－
植込み型心臓ペースメーカ等に対する各種電磁波の影響について
ペースメーカー手帳の読み方

　切り抜き「かていてる」　

〜まだ会員では無い皆様に向けて、会誌「かていてる」から記事を切り抜いてご紹介します〜
会員になると「かていてる」最新号と一部の既刊、そして777個のQ&Aをまとめた冊子「日頃の悩みや疑問にわかりやすく答えるQ&A 50周年版」を「会員専用」ページで閲覧することができます。

ビタミンの種類と作用について述べそれぞれの役割について解説する

日本血管外科学会名誉理事長　ドイツ外科学会名誉会員
ドイツ血管外科学会名誉会員
岡田昌義

不眠症とは、一般に１）入眠障害、２）中途覚醒、３）早期覚醒、４）熟眠障害などの睡眠障害が１か月以上にわたり続き、日中の倦怠感、集中力低下、意欲低下、食欲低下などをきたす病気であると言える。不眠の原因は、ストレス、身体や心の病気、薬の副作用などでも起こり、その原因に応じて対処することが肝要である。不眠状態が続くと不眠の恐怖が発生して緊張や睡眠状態のこだわりができて、なおさら悪化の現象をたどっていく。このように長期間にわたって夜間の不眠が続き、日中に身体や精神の不調を自覚して生活の質が低下するなどの様子が確認されたときには不眠症と診断され、不眠症には、４つのタイプがあるが、それは冒頭にあげたものである。加齢とともに不眠症は増加しているが、60 歳以上の3 人に一人が睡眠障害に悩まされている。また、20 人に一人が睡眠薬を服用しているように、決して特殊な病気ではなく、よくある病気なのである。
………

この続きはPDFでご覧ください